米ペンシルベニア州のアパートで最近、エレベーターに宙吊りになった小型犬が住人の男性に救助された。当時の監視カメラの映像は救助した男性のTikTokで拡散、犬のあまりにも冷静な姿に注目が集まったようだ。米ニュースサイト『Inside Edition』などが伝えている。
エレベーターに宙吊りになった“冷静すぎる犬”を救助したのは、フェルナンド・サントスさん(Fernando Santos)で、アパート1階の郵便物を取りに行き、エレベーターに乗ろうとやって来たところだった。
動画では、フェルナンドさんがエレベーターの呼び出しボタンを押すとすぐに携帯電話のメッセージをチェックしているのが見て取れる。
エレベーターの扉上部にはハーネスを付けた犬がぶらさがっているが、声を上げず動きもせず、携帯電話を見つめるフェルナンドさんは犬に全く気付かない。
ただ犬はフェルナンドさんをじっと凝視している。すると約5秒後、それまで下を見ていたフェルナンドさんがふと頭を上げ、やっと宙吊りの犬の視線を感じたようであった。
それでもまさかエレベーターの扉に犬がぶら下がっているなど思いもしなかったのだろう。フェルナンドさんは一瞬たじろぎ、一歩後ろに下がっている。
そしてすぐに非常事態であることを悟ると、