米ラッパーのドージャ・キャットが、パリで開催された「スキャパレリ」2023年春夏オートクチュールショーに煌びやかな姿で登場した。ドージャは30,000粒もの深紅のスワロフスキー・クリスタルを体につけて、頭のてっぺんから足の爪先まで全身真っ赤なスタイルを披露。まるで「歩くルビー」のようなドージャに観衆は目を奪われた。
現地時間23日に開幕したパリ・オートクチュールウィークで初日、「スキャパレリ」2023年春夏のショーにラッパーのドージャ・キャットがひと際目立つ姿で現れた。
この日、ドージャのファッションで最も注目を集めたのは、頭や顔、体に手作業で施された30,000粒の深紅のスワロフスキー・クリスタルだ。
さらにドージャは、赤いシルクのビスチェ、ウッドビーズを手で編んだスカート、そしてだまし絵のようにつま先が浮き出て見えるトロンプルイユ・ブーツで、全身を真っ赤に表現した。
米メディア『People.com』によると、ドージャのクリスタルを散りばめた「歩くルビー」のような装いは「ドージャのインフェルノ(地獄)」と称され、世界的に有名なメイクアップアーティストのパット・マクグラス氏(Pat McGrath)によって創り出されたという。
パット氏は、ドージャのバストから上をクリスタルで埋め尽くし、