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writer : ac

【海外発!Breaking News】体重7328グラム、身長59センチの超巨大児誕生「ごっつい男児」と注目(ブラジル)

産婦人科のアーテミシア・ペソア医師(Dr. Artemisia Pessoa)も「超音波検査の結果では、赤ちゃんの体重は6キロくらいと推測していたのですよ」と明かし、超巨大児の誕生に驚愕した。

実はクレイダイアンさん、妊娠初期から血糖値が高く、胎児の成長が促進されて巨大児になる可能性が高い「妊娠糖尿病」の兆候があったものの、その後の定期検診をしっかり受けていなかったそうで、出産後に「病院のサポートがなかったらどうなっていたことか…」と述べてスタッフに感謝した。一方でペソア医師は、危険な状況であったことを示唆しつつ、「全てが順調にいったことをスタッフ一同喜んでいます」と語っていた。

世界保健機関(WHO)のデータによると正期産の新生児の場合、男児の平均体重は約3300グラム、女児は3200グラムだそうで、アンガーソン君のように4500グラムを超える超巨大児は血糖値や酸素レベルの監視が必要となる。アンガーソン君は今のところ異常はみられないものの、現在も新生児集中治療室に入院中で、今後は検査が予定されているという。

監視が続くアンガーソン君(画像は『G1 2023年1月19日付「‘Bebê gigante’ que nasceu em Parintins com 7 kg quebra recorde é o maior do AM, diz secretaria」(Foto: Divulgação/SES-AM)』のスクリーンショット)

なおアンガーソン君の両親が用意していた新生児用の服は小さすぎるため、病院側は特大のオムツと生後9か月~1歳児用の服などの寄付を呼びかけており、一家のためにファンドレイジングも行われているようだ。また超巨大児のニュースには「妊娠糖尿病を放置するのは危険。赤ちゃんに合併症がないことを祈る」「これだけ大きな赤ちゃんがお腹にいたなんて! 母は強し」「親子の健康を祈る」「ごっつい男児だ!」「ピチピチよね」といったコメントが寄せられ、多くの人々の注目が集まったようだ。

ちなみに出生時の身長及び体重の両方のギネス世界記録に登録されているのは、1879年1月19日に米オハイオ州セビリアで身長241.3センチのカナダ人アンナ・ベイツさんが産んだ男児だった。男児は身長71.12センチ、体重9980グラムを記録したが、誕生から11時間後に亡くなっている。

さらに出生時の体重だけを見ると、世界一は1955年9月にイタリア、アヴェルサのカメリーナ・フェデーレさん(Carmelina Fedele)が産んだ男児で、10.2キロ(10200グラム)だったという。

画像は『G1 2023年1月19日付「‘Bebê gigante’ que nasceu em Parintins com 7 kg quebra recorde é o maior do AM, diz secretaria」(Foto: Divulgação/SES-AM)、「Mãe que deu à luz a bebê de 7,3 quilos no AM já teve outro filho de 4 quilos」(Foto: Divulgação/SES-AM)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

巨大児を出産後のクレイダイアンさん(画像は『G1 2023年1月19日付「Mãe que deu à luz a bebê de 7,3 quilos no AM já teve outro filho de 4 quilos」(Foto: Divulgação/SES-AM)』のスクリーンショット)

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