アメリカのコーヒーショップのドライブスルーで今月16日早朝、客の対応をしていた女性バリスタの誘拐未遂事件が発生した。幸いにも女性は無事だったが、当時の監視カメラの映像が拡散し人々を震撼させている。『Click2Houston』などが伝えた。
米ワシントン州キング郡オーバーンのコーヒーショップで16日午前5時過ぎ、ドライブスルーの客が会計を担当していた女性バリスタの手首を掴み、車内に連れ込もうとする誘拐未遂事件が発生した。
当時はまだ薄暗かったが、監視カメラは事件の一部始終をしっかりと捉えており、ピックアップトラックに乗った男が突然、おつりを渡そうとした女性バリスタの手首を掴み、中に引っ張っているのが見て取れる。
車の窓から身を乗り出した男はその後、先端がループになっている結束バンドのような道具を取り出し、女性の左手に引っ掛けようとした様子だが失敗、一方の女性は男が怯んだ隙に右手を引っ込め、小窓を閉めて無事だった。
男はその後、窓口に手を伸ばしながら前進、悔しかったのか一度ブレーキを踏んで停止するも、地面に散らばった紙幣を拾うことなく走り去った。
この事件を受け、ワシントン州オーバーン警察署はSNSで監視カメラの映像と男の左腕にあるタトゥーの写真を公開、情報提供を呼びかけた。
ちなみに男の左腕に彫られていたのは、