ショッピングモールやスーパーで買い物をしていて、「小さなお子様から目を離さぬようお願いします」という店内アナウンスが流れるのを聞いたことがある人は多いだろう。南アフリカのスーパーで今月初め、女児がショッピングカートから連れ去られる瞬間を監視カメラが捉えて注目されている。犯人に必要だったのは2、3秒で、両親が目を離したほんの一瞬だった。背筋が凍るようなニュースを『MEAWW』などが伝えた。
南アフリカの東ケープ州南部ポート・エリザベスのスーパー「キャッシュ&キャリー(Cash & Carry)」で5日午後2時頃、ショッピングカートに座っていた1歳女児の誘拐未遂事件が発生した。
当時の様子を捉えた監視カメラの映像では、通路に置かれたショッピングカートの中に座っている女児に向かって、青い帽子を被った大柄の女が近づいてくるのが見て取れる。
女児は20代の両親と買い物に来ており、女は2人がカートに背を向けて冷凍ショーケースを覗き込んだほんの2~3秒の間に女児を抱っこし、そのまま立ち去った。
Twitterで公開された動画はここで終わっているが、両親はその数秒後、カートに娘がいないことに気付くと大声で叫んで助けを求めている。また父親は、店の入り口まで全速力で走ると警備員に娘が誘拐されたことを伝えており、ドアを閉めて施錠するよう頼み込んだ。
こうして興奮状態の父親がドアの前で待機していると、