世界中に多種多様な文化が存在しているが、このほどデンマークの赤ちゃんに関する一般常識がSNSでシェアされて話題を呼んでいる。デンマークでは街中でベビーカーが置かれている光景が見られるそうだが、そのベビーカーに乗せられた赤ちゃんは眠ったままだという。赤ちゃんを放置しておくのは危険だと思ってしまうが、投稿者は「デンマークでは自然の空気に触れさせることで赤ちゃんが健康を保ち、よく眠れると信じられている」と明かしている。『New York Post』などが伝えた。
注目を集めているのは4児の母であるアニー・サンプルズさん(Annie Samples)がTikTokに投稿した動画で、狭い路地の端に置かれたベビーカーが映っており、「屋外で赤ちゃんが1人で眠る国、デンマーク」と言葉が添えられている。その後も木のそばや建物、カフェの目の前にぽつんと置かれたベビーカーが次々と映し出され、中には広場のような場所に何台ものベビーカーが集まっていたりと街のあちらこちらにベビーカーが置かれている様子が分かる。
動画ではほとんどのベビーカーに日除けが被さっているため中を確認することはできないが、ベビーカーの中では赤ちゃんが眠っているそうだ。アニーさんによると、赤ちゃんを外で寝かせて新鮮な空気に触れさせることで健康を保ち、赤ちゃんが良く眠るようになるという考えからくる行動だという。デンマークでは習慣的に行われており、助産師や乳児専門の看護師なども勧めていることをアニーさんは明かした。
屋外で赤ちゃんを寝かせるのに天候は関係ないといい、