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writer : ac

【海外発!Breaking News】帝王切開後赤ちゃんと初対面したチンパンジー、優しく抱きしめキスする姿が温かい(米)<動画あり>

我が子が手を伸ばすのを見るとサッと近づいて抱き上げ、愛おしそうに抱きしめてキスをした。

これにはスタッフも「よくやったわ、マハリ! いい子ね!」と優しく声をかけており、背後ではすすり泣きの声も聞こえてくる。

同園によると、28歳のマハリにとってクーチェイザは3度目の出産だそうで、その翌日のSNSでは「マハリはその後も素晴らしい母親ぶりを見せている。親子の関係は愛で溢れているの!」と綴り、マハリが我が子を抱きしめる姿を投稿した。

帝王切開で誕生直後の赤ちゃん(画像は『Sedgwick County Zoo 2022年11月17日付Instagram「It’s a BOY!」』のスクリーンショット)

これらの動画には「母チンパンジーは赤ちゃんが死んでしまったと思っていたのかも」「2日間、とても寂しかったのだろうね」「親子の愛は人間も動物も変わらないわね」「心がとけそう」「こんな動画は一日中見ていても飽きないわ」「なんて美しい瞬間なの!」「シェアしてくれてありがとう」「人間が動物から学ぶことはたくさんあるね」といったコメントが寄せられた。

クーチェイザを抱きしめる母(画像は『Sedgwick County Zoo 2022年11月18日付Instagram「Just in from the keepers」』のスクリーンショット)

なおマハリの手術を行ったローラ・ウィスラー医師(Dr. Laura Whisler)とジェナ・チャイブリー医師(Dr. Janna Chibry)は、2018年にも同園でスマトラオランウータンの帝王切開手術を手掛けており、アレンス医師は「動物の出産で難しいのは、人間と違って母親の陣痛の状態を全て把握することができないことです。ただそんな中でも、マハリの分娩はとても上手くいきました」と笑顔を見せ、地元コミュニティと産婦人科医、そして動物園のチームワークが確立されていることを称賛した。

母にピタリと寄り添うクーチェイザ(画像は『Sedgwick County Zoo 2022年11月19日付Instagram「It’s the ears for us.」』のスクリーンショット)

ちなみにクーチェイザという名前は、スワヒリ語で「遊ぶ」ことを意味するそうで、もうすぐ生後5日を迎えるクーチェイザは、マハリにピタリと寄り添い、たくさんの愛に包まれて元気にすくすくと育っているようである。

画像は『Sedgwick County Zoo 2022年11月18日付Instagram、2022年11月17日付Instagram「It’s a BOY!」「We’re lost in these eyes」、2022年11月18日付Instagram「Just in from the keepers」、2022年11月19日付Instagram「It’s the ears for us.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

スワヒリ語で「遊ぶ」ことを意味する名のクーチェイザ(画像は『Sedgwick County Zoo 2022年11月17日付Instagram「We’re lost in these eyes」』のスクリーンショット)

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