アメリカ北西部で農場を経営している女性が今年5月、SNSに母親に拒絶された生まれたばかりの子羊と、子羊を受け入れたメス犬のやり取りを捉えた動画を投稿したところ、大きな反響を呼んだ。動画は先月初め、『Good News Correspondent』が取り上げ、人々の心を温かくして拡散している。
米北西部で暮らすオリビア・ジェーン・エイカースさん(Olivia Jane Akers)は、自身が経営する農場で馬、羊、牛、七面鳥など様々な動物を飼っている。オリビアさんが農場の動物をと殺することはないそうで、主に家族向けに送り出す羊を育てることで生計を立てているという。
今年5月のことだった。オリビアさんはSNSに、生まれて間もなく母親に拒絶された子羊“ボウ(Beau)”とそれを受け入れたメスの飼い犬“マックス(Max)”とのやり取りを捉えた動画を投稿したところ、大きな反響を呼んだ。
動画は母羊がボウを頭突きして寄せ付けずにいる場面から始まり、マックスとボウの柵越しの初対面の様子が映し出される。
オリビアさんによると、マックスは小さなボウを瞬時に受け入れ、まるでボウの母親のように体を舐め、守り、一緒に遊ぶようになったそうで「これはとても大切なことですが、マックスはボウのことをとても可愛がっていたのですよ」と当時のことを振り返り、