アメリカのある家の裏庭で2歳になった息子の誕生日パーティーを開いたところ、野生のアメリカグマが侵入した。参加者はパニックになり家の中に逃げ込むと、クマはテーブルに残されたカップケーキを食べ始めたという。父親はその様子をSNSに投稿し、「クマはどんなに追い払われても、悠然とカップケーキを食べ続けた」と明かしている。『CT Insider』などが伝えた。
米コネチカット州ウェスト・ハートフォードで9月4日、サイラス・マジディアン君(Cyrus Majidian、2)の誕生日パーティーが開かれた。20数人が招待され、裏庭のピクニックテーブルで食事したり、子供たちは駆けまわったり音楽に合わせて踊ったりしながら楽しいひとときを過ごしていた。
その時、サイラス君の母親ローラさん(Laura)が1頭のアメリカグマの存在に気づいた。クマはピクニックテーブルの椅子に座る人に向かって、背後から静かに近寄っていたのだ。一同は大パニックになり、子供たちをすくい上げるように持ち上げ、腕に抱えて室内へ駆け込んだ。
無事に家の中に避難して外を見てみると、クマは誰もいなくなったピクニックテーブルのところにいたという。
ローラさんが「クマは全く人を襲う様子はなくて、カップケーキにだけ興味があったみたい」と明かすように、クマはジュースやお菓子には見向きもせず、ピクニックテーブルにあったカップケーキの飾りのクリームをなめ始めた。
父親のラウフさん(Rauf)は「子供を連れていない大人たちは『出ていけ』と大声で叫んで追い払おうとしたんだ。でも全く動じなかったよ」とクマの様子を語った。さらに車のクラクションを鳴らして威嚇してみたが、