ジョーイさんは新しいピアスを付けて過ごしていた。そして5年が経過し失くしたピアスのことなどすっかり忘れていた頃に、レントゲン写真という思わぬ形で失くしたピアスを発見したのだ。
レントゲン写真を見た当初、ジョーイさんは「いったい何が起きているのか分からなかったですよ。写っているものが失くしたピアスだなんて考えもしなかったですね」と当時の驚きを明かした。鼻ピアスは眠っている間に外れて気管を通り、そのまま肺の中に入ってしまったとジョーイさんは推測しているが、5年間も何も悪さをせずに肺の中にあったことに衝撃を受けていた。
肺の中にピアスを発見してから3日後、ジョーイさんは気管支内視鏡によりピアスを摘出する手術を受けた。内視鏡はジョーイさんの喉と気管を通り肺の中に到達すると、先端に付いたカメラがピアスの影を捉えた。そしてピアスは肺の中から取り出され、5年ぶりにピアスを手にしたジョーイさんは「記念に取っておくけど、もうこのピアスを付けることはありませんよ」と笑って明かしている。
ちなみに過去には、子どもの頃にいたずらで鼻に詰めたビーズをすっかり忘れていた女性が、20年越しに鼻からビーズが出てきて驚いたというケースも話題になっていた。
画像は『Metro 2022年9月16日付「Man discovers nose ring he ‘lost in the night’ had been lodged in his lung for the last five years」(Picture: Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)