インドの公園にて今月4日、垂直落下型のアトラクションが機械の不具合により乗客を乗せたまま地面に直撃した。事故を捉えた動画には、高さ約15メートルの場所から滑り落ちるように座席部分が降下し、地面でバウンドして停止する恐ろしい瞬間が映っていた。この事故で少なくとも子ども5人を含む16人が負傷したという。『New York Post』などが伝えている。
インド北部パンジャーブ州モハリ地区にある公園「Dussehra Ground」で今月4日、「ロンドン・ブリッジ(London Bridge)」というイベントが開催されていた。同イベントではアトラクションも用意され、日曜日ということもあり大勢の家族連れが楽しんでいたが、日が沈み辺りが暗くなってきた頃に絶叫系アトラクション「ドロップ・タワー(Drop Tower)」で事故が発生した。
当時の様子を捉えた動画には約30人の乗客が座る円盤型の座席が、高さ50フィート(約15メートル)の場所で回転しながらゆっくりと上昇する様子が映っている。しかし一番上まで到達したかと思われたその時、回転盤は回転を維持しながら降下を始めた。
しかしこれはドロップ・タワーの通常の動きだったようで、地上に近づくとスピードを落としてギリギリのところで停止するはずだった。地上でこのアトラクションを見ていた人々も慌てる様子はなく見守っていたが、