イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達・番外編】故エリザベス女王、ウェストミンスター寺院で国葬が執り行われる

周囲には静寂が訪れた。沿道に集まった群衆は歴史的な瞬間を目撃するために押し寄せ、多くの人々が写真撮影をしていた。

国葬で運ばれるエリザベス女王の棺(画像は『The Royal Family 2022年9月19日付Instagram「As for her father King George VI」』のスクリーンショット)

ウィリアム皇太子夫妻の息子ジョージ王子と娘シャーロット王女は前日に急遽参列することが決定しており、2人はカミラ王妃キャサリン皇太子妃とともに車で移動した。

棺を運ぶ葬列は、午前11時前にウェストミンスター寺院に到着。棺が寺院に入ると、ジョージ王子とシャーロット王女が王室メンバーとともに女王の棺の後を並んで歩いた。

ウェストミンスター寺院への葬列を歩く王室メンバー(画像は『ITV News 2022年9月19日付Twitter「The State Gun Carriage carrying the Queen’s coffin has begun its funeral procession from the Palace of Westminster」』のスクリーンショット)

ゴシック様式のウェストミンスター寺院では、1066年以来に君主の戴冠式が行われるなど英国で最も重要である寺院として知られている。エリザベス女王は1953年に同寺院で戴冠式を行い、1947年には故エディンバラ公フィリップ王配とのロイヤル・ウェディングを執り行った。

この日、礼拝堂は女王の親族や世界各国の首脳陣、VIPなど約2000人のほか、招待された数百人の一般市民の参列者などで埋めつくされた。

ビッグベンが1本の鐘を鳴らして礼拝の開始を告げると礼拝堂は静寂に包まれ、讃美歌と祈りの音だけが響き渡った。

なお国葬は正午に終了。女王の棺が寺院から運び出されると、王室メンバーが再び葬列に参加し、バッキンガム宮殿の近くにあるウェリントン・アーチまでの壮大な葬列が行われた。

このあと棺は霊柩車に乗せられてウィンザー城の敷地内にある聖ジョージ礼拝堂に移動し、午後4時から追悼礼拝が執り行われる。

画像は『The Royal Family 2022年9月18日付Instagram「Ahead of Her Majesty The Queen’s Funeral」、2022年9月19日付Instagram「As for her father King George VI」』『ITV News 2022年9月19日付Twitter「The State Gun Carriage carrying the Queen’s coffin has begun its funeral procession from the Palace of Westminster」「Royal family members were seen singing ‘The Day Thou Gavest, Lord, Is Ended’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

国葬でのジョージ王子(画像は『ITV News 2022年9月19日付Twitter「Royal family members were seen singing ‘The Day Thou Gavest, Lord, Is Ended’」』のスクリーンショット)

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