このほど自然の宝庫と言われるニュージーランドで、ある民家に勝手に上がり込んだオットセイの赤ちゃんが話題となっている。このオットセイは、飼い猫のために備え付けられたペットドアから侵入したもようだ。『New York Post』『The Guardian』などが伝えた。
ニュージーランドにある国立ワイカト大学が今月19日、Facebookに投稿した写真が注目を集めている。写真にはオットセイの赤ちゃんが捉えられているが、この野生のオットセイは同大学の海洋生物学者フィル・ロスさん(Phil Ross)宅に勝手に上がり込んでいたという。
フィルさん一家は海沿いにあるマウント・マウンガヌイに住んでおり、自宅は海岸から150メートルほど離れた場所にあるそうだ。そして今月17日、フィルさんは自宅にいなかったものの妻ジェンさん(Jenn)が朝6時前に起床し、2人の子供が2階で眠っている間にジムに出かけたという。
そして7時頃にジムから戻ったジェンさんは、玄関のドアを開けて驚くこととなった。なんと自宅に体の小さなオットセイの赤ちゃんがいたのだ。オットセイも突然目の前に現れたジェンさんに驚いたようで、すぐにドアが開いている誰もいない部屋に逃げ込んだという。
ジェンさんは2階で眠っていた子供たちを起こしてオットセイに“オスカー(Oscar)”と名前をつけ、