米テキサス州に住む34歳の女性は先月、皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)と診断された。女性は10代の頃に一年中肌を焼いていたそうで、自身の経験から「紫外線を避け、日焼け用ベッドを使うことは止めよう!」と呼びかけた。『The Sun』などが伝えている。
テキサス州ダラスに住む3児の母メアリー・ベントレーさん(Mary Bentley、34)は10代の頃、小麦色の肌に憧れて日焼けベッドを多用し、太陽を思う存分浴びて過ごした。
そんなメアリーさんが肌を焼くことを止めたのは19歳の時、夫の勧めで皮膚科に行ったことがきっかけで、ほくろの1つが「前がん状態」であることが判明したからだった。これは正常なほくろに比べ、明らかにがんの発生しやすい状態で、医師はメスで異常に見える患部を広く取り除いて対処した。
それからというものメアリーさんは、3~6か月に一度は皮膚科に通い、ほくろの生体検査を25回も受けており、そのうちの5つは前がん状態と診断された。しかし先月、定期検診で頭頂部に薄茶色のシミが見つかり、生体検査にてそれが「メラノーマ(悪性黒色腫)」であることが分かりショックを受けた。
「暑いテキサスで育った私は、よくプールや湖に行ったし、高校に入ると日焼けベッドを多用するようになったの。周りの女の子はみんなそうしていたし、誰もがいつも小麦色の肌をしていたわ」とメアリーさん。紫外線や日焼け用ベッドによる皮膚がんの発症リスクを知りながら、実際に皮膚がんになって初めて事の深刻さに気付いたそうで、