日本で「ドラえもん」は国民的人気キャラクターとして知られるが、このほどアメリカでドラえもんのように両耳を失った猫が人気となっている。この猫の耳は感染症のため、手術で耳介を切除しなければならなかったようだ。『The Mirror』『Metro』などが伝えた。
2020年1月のこと、米ウィスコンシン州にある「デーン郡動物愛護協会(Dane County Humane Society)」が1匹の耳のない雌の猫のためにFacebookを通じて新しい家族を募った。
猫は同協会に保護される前は、長いこと路上暮らしをしていたようだ。そんな生活を続けていく中で耳に感染症と耳介血腫を患ってしまった。幸いにも地元住民がそんな猫を見かねて保護し、同協会が世話をすることになったという。
ところが猫の耳はかなり化膿していたことから、対応した獣医は最終的に耳介全体を切除するしかなかったそうだ。その後、両耳を失った猫は新しい家族を探すことになったが、Facebookに投稿された毛糸の耳をつけた愛らしい姿に注目が集まり、すぐに新しい飼い主が見つかった。
猫は同州デーン郡在住のエイチ・ドゥーエさん(H. Due)と妻のメーガン・サイモンさん(Megan Simonson)に迎えられ、“ノラ(Nora)”と名付けられた。ドゥーエさんは何匹かペットを飼っているが、