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writer : hanako

【海外発!Breaking News】脳腫瘍と闘う1歳女児の卵巣組織を凍結保存 「いつかママになれるように」と母親(英)

イギリス在住の1歳5か月の女児は2か月前、稀な脳腫瘍である「上衣腫」と診断された。まもなく化学療法を開始する予定だが、「治療により将来不妊になる可能性がある」と医師から説明を受けた両親は、女児の将来のため卵巣組織を凍結保存することにしたという。英国でこの処置を受けるのは女児が最年少だといい、母親は「いつかママになりたいと思った時に可能性が残されていることは素晴らしいこと」と話している。『The Mirror』などが伝えた。

英タイン・アンド・ウィア州のウィットバーンに住むタルーラ・コックスちゃん(Tallulah Cox、1)は2か月前、稀な脳腫瘍である「上衣腫」と診断された。

8月から化学療法を開始する予定のタルーラちゃんは、治療により将来不妊になる可能性があるという。そのため両親はタルーラちゃんの卵巣組織を凍結保存することにしたそうだ。

母親のゾーイさん(Zoe、36)は、タルーラちゃんの病気が発覚した経緯についてこのように振り返っている。

「水痘(水疱瘡)にかかった後、何かを飲んだあとに体調を崩すようになったんです。最初は胃腸炎だと思い、家庭医(GP)のところに連れて行きました。それから1週間ほど体調が悪く、首が動かせないような状態になったので再び病院に連れて行ったのです。医師は髄膜炎の可能性があるといい、抗生物質を処方し腰椎穿刺のテストを行いました。そして翌朝のMRI検査で娘の脳に腫瘍があると判明したんです。ロイヤル・ビクトリア診療所に搬送されたタルーラはさらなる検査の結果、脳室の壁を覆う細胞から発生する上衣腫を患っていることが分かりました。」

「腫瘍があると言われた時はとてもショックで…。まさかそんな深刻な病気だなんて思ってもいませんでしたから。医師によると、腫瘍はプラムほどの大きさで見つかることが多いそうですが、幸いにもタルーラの腫瘍はぶどうの大きさだと言われました。早期発見できたこと、それが唯一の救いでした。」

診断を受けた翌日には脳腫瘍を取り除くための手術を受け、現在のタルーラちゃんはマンチェスターのクリスティ病院で陽子線治療を受けている。

陽子線治療は通常1歳6か月以上が対象となるが、

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