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writer : hanako

【海外発!Breaking News】双子の姉の3分の1の大きさで誕生した女児、数々の試練を乗り越え生後6か月を迎える(米)

昨年12月、アメリカ在住の女性が妊娠29週で双子の女児を出産した。女性は妊娠中、医師から「双子のうち1人の成長が止まっている。助かる見込みは非常に低い」と告げられていたという。母親のお腹の中で何とか生き延び、双子の姉の約3分の1の大きさで誕生した女児は数々の試練を乗り越え、このほど生後6か月を迎えた。『Metro』『The Mirror』などが伝えている。

米ペンシルベニア州ワシントンで暮らすオードリアナ・ランバートさん(Audrieanna Lambert、32)は昨年12月10日、妊娠29週で双子の女児ミラちゃん(Mila)とレーガンちゃん(Reagan)を出産した。

妊娠中、彼女は医師から「双子のうち1人の成長が止まっている。その子が助かる可能性は非常に低い」と告げられていたという。

予定日より2か月半ほど早く誕生したミラちゃんの出生体重は2ポンド13オンス(約1276グラム)、一方のレーガンちゃんの体重はわずか1ポンド(約454グラム)で双子とは思えないほど体格差があったそうだ。

オードリアナさんは出産に至るまでの経過をこう振り返っている。

「私と夫のチェイス(Chase、29)はずっと不妊治療を受けていて、最初の体外受精のあと2021年6月に妊娠が判明しました。妊娠6週目には双子であることが分かったのですが、片方の赤ちゃんの胎嚢が小さく、医師からは妊娠初期で失う可能性があると告げられていたんです。でも妊娠15週には成長が追いついて、双子はどちらも女の子であることが分かりました。その結果に私たちは一安心していました。」

しかし妊娠20週の検査でレーガンちゃんの発育が遅れていること、そしてミラちゃんよりも18%ほど小さいことが明らかになった。妊娠24週になると成長の差はさらに広がり、レーガンちゃんの大きさはミラちゃんの半分ほどだったという。

「医師はレーガンの臍帯の血流に問題があると言いました。このままでは助かる可能性が低いと判断されて、2週間後の検査の時にはもう亡くなっているかもしれないと告げられて…。それを聞いてとてもショックで、私はこの子を失わないようにとただ祈るばかりでした。」

そして迎えた妊娠26週のエコー検査で、レーガンちゃんの心臓が動いていることが確認された。

「医師はまだ彼女が生きていることに驚いていたし、その時私は娘を助けるためなら何でもすると心に決めたのです。」

当時の心境をそのように明かしたオードリアナさんは、

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