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writer : ac

【海外発!Breaking News】双子の片割れの3分の1の体重で誕生した男児、強い絆で懸命に生きる(英)<動画あり>

双子の片割れの約3分の1の体重で誕生した男児が、もうすぐ生後3か月を迎える。医師に「生存の可能性は非常に低い」と言われ続けた男児は、順調にいけば来月には退院できるそうで、母親は「息子の頑張りは双子の兄弟がいたからこそ」と述べている。『The Mirror』などが伝えた。

英エセックス州ベンフリート在住のケリー・グレーブスさん(Kelly Graves、32)は7月15日、妊娠28週で破水し一卵性双生児のオーティス君(Otis)とチェスター君(Chester)を帝王切開で出産した。誕生時のオーティス君の体重は1560グラムだったが、チェスター君は482グラムと約3分の1の大きさだった。

2人は胎盤が1つしかない一絨毛膜双胎で、それぞれの血管が胎盤で繋がっており、ケリーさんが妊娠16週の時の超音波検査では血液を過剰に受け取っていたオーティス君のほうが25%も大きいことが判明、妊娠19週の時には2人の間の循環を完全に独立させるレーザー治療を行った。

しかし治療後もオーティス君が1週間で100グラムずつ成長していたのに対し、チェスター君は25グラムしか大きくならず、ケリーさんは毎日200グラムのたんぱく質を摂り5リットルの水を飲むなど、良いと思うことは何でもトライした。

それでも超音波検査のたびに「チェスター君が生き残るのは難しいかもしれません」と言われ続け、分娩時にはチェスター君の心拍数が落ち、へその緒に結び目があることも判明した。

ケリーさんは「チェスターの発育の遅れにはへその緒も影響していたようです。出産当日にも『生存する可能性は極めて低い』と言われ、生後9日目には腸が壊死してしまう壊死性腸炎にかかり、心臓に穴が開いていることもわかりました。幸いなことに心臓の穴は塞がりましたが、その後目の手術も受けました」とチェスター君が様々な困難を乗り越えてきた“ファイター”であることを明かし、

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