先月28日、米ワシントン州のキャンプ場でかくれんぼをして遊んでいた9歳の少女が野生のクーガーに襲われた。顔と上半身に大怪我をした少女は病院に搬送され、緊急手術を受けたのち3日間昏睡状態に陥ったという。幸いにも意識を取り戻し、現在回復に向かっている少女は「私は強く、勇敢なので大丈夫です」と話しているそうだ。『CNN』などが伝えた。
米ワシントン州で暮らすリリー・クリザニフスキーちゃん(Lily A. Kryzhanivskyy、9)は5月28日、スティーブンス郡のキャンプ場で友達とかくれんぼをして遊んでいたところ野生のクーガーに襲われた。
顔と上半身に大怪我をしたリリーちゃんはヘリコプターで病院に搬送され、緊急手術を受けたのち3日間昏睡状態が続いたという。
同州魚類野生生物局(Washington Department of Fish and Wildlife、WDFW)の広報担当、ステイシー・レーマン氏(Staci Lehman)は当時の状況をこう明かした。
「28日土曜日の朝11時頃、キャンプ場の森でかくれんぼをして遊んでいたリリーちゃんが友達を驚かそうと飛び出した時に野生のクーガーが襲いかかってきたそうです。クーガーはその場で殺処分されました。リリーちゃんは30日の朝まで昏睡状態で集中治療室に入院していましたが、現在は回復に向かっており精神状態も良好とのことです。入院中、彼女は我々に『私はタフで勇敢なので大丈夫、とみんなに伝えてほしい』と話してくれました。」
当局はその後、事故の経緯を把握するため現場調査を行ったそうで、