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writer : ac

【海外発!Breaking News】停電中に帝王切開を強行した医師、男児の耳を切り落としそうに(メキシコ)

しばらくしてやってきた夫に「誕生した息子フアン・アドリエル・ソリス君(Juan Adriel Solis)に何が起きたのか」を説明され愕然とした。

実はサントヨ医師が携帯電話の光だけでフアン君の血管腫(赤あざ)を切除する手術を行い、左耳をもう少しで切り落とすところだったという。停電の時間は約26分だったが、同医師は電気が復旧するのを待たずにフアン君にメスを入れ、手術後は夫妻にこう言ったそうだ。

「血管腫を切除したことであなたたちは手術代を節約できた。耳を切ったのは私ではなくスタッフのミスだった。」

なお当時の様子を撮影した動画には、携帯電話を持って光を当てるスタッフや、耳を切られ血を流しているフアン君の姿が見て取れる。フアン君は医師にブランケットの上に乗せられているが、身をよじらせて泣いており、まるで激痛に耐えているかのようである。

耳を切り落とされそうになった男児(画像は『Reporte Indigo 2022年6月16日付「Realizan cesárea sin luz en Mexicali y cortan oreja de recién nacido; familia denuncia negligencia」』のスクリーンショット)

親子はすでに退院しているものの、カーラさんの祖母ソニア・マルティネス・アンドレードさん(Sonia Martnez Andrade)は「サントヨ医師はひ孫の耳を切り落としそうになったのにもかかわらず、何もせずにその場を去ったのです。耳の傷を縫ったのは別の医師で、フアンはその後、頭部が腫れ上がり、別の病院で治療や検査を受けたのです」と憤りを隠せない。

この事故を受け9日、夫妻はクリニックと医師に対し医療過誤で訴えを起こしているが、病院側からのコメントはないという。

携帯電話の光で処置が行われた(画像は『Aline Corpus 2022年6月16日付Twitter「Con leve luz de celulares,」』のスクリーンショット)

ちなみに昨年6月には米コロラド州の病院で、緊急帝王切開で誕生した女児が手術時のメスにより顔に13針を縫う傷を負った。傷は左頬に横一直線に入っており、家族は医師の説明に「納得がいかない」と激怒していた。

画像は『Ara Urizandi 2022年6月18日付TikTok「Mi chiquito, te amo tanto, todo lo que haga siempre sera pensando en ti」』『Reporte Indigo 2022年6月16日付「Realizan cesárea sin luz en Mexicali y cortan oreja de recién nacido; familia denuncia negligencia」』『Aline Corpus 2022年6月16日付Twitter「Con leve luz de celulares,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

耳から血を出し泣くフアン君(画像は『Aline Corpus 2022年6月16日付Twitter「Con leve luz de celulares,」』のスクリーンショット)

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