予定日を数週間後に控えた女性が今月1日、ホテルのトイレで男の子を出産した。女性は便意を催しトイレに座ったところ、赤ちゃんが便器内に落ちてしまったという。女性の「まさか!」という驚きの声が聞こえてきそうなニュースを『People.com』などが伝えている。
米ルイジアナ州に住むグラフィックデザイナーのヴィクトーヤ・ヴェニースさん(Victoya Venise)は1日、出張で滞在していたジョージア州アトランタ郊外のホテルで腹痛に襲われた。
ちょうど4歳の娘が胃腸炎を患ったばかりで、ヴィクトーヤさんは「きっと私も娘と同じだわ」とトイレに直行したものの、便座に座った瞬間「これはただ事でない」と気付いた。
ヴィクトーヤさんは「座った直後に振り向いて見ると赤ちゃんがいたの。私はハッと息をのみ、急いでその子をトイレの中からすくい上げたわ」と当時のことを振り返り、こう続けた。
「その後はタオルを見つけて赤ちゃんをくるんだの。そしてトイレに座ったままで母に電話したわ。」
「母には『たった今、赤ちゃんが生まれたわ。それは男の子で、トイレの中に落ちたのよ!』と伝えると、母は『911(緊急通報用電話番号)に電話しなさい! 911に電話よ!』と叫んでいたわ。」
こうして救急隊が駆けつけ、ヴィクトーヤさんと男児はホテルから約3.2キロ(2マイル)のノースサイド病院に搬送され、