ユーモアのある先生は子どもたちに人気だが、面白さの線引きは判断が難しいこともある。このほど中学校の男性教師が、スパイダーマンのコスプレとして真っ赤な全身タイツを着て教室に現れ物議を醸している。これは昼食時のイベントのために行われたものだったが、体のラインがはっきりとわかるような格好には「不適切だ」「子どもがショックを受けている」など保護者から苦情が殺到してしまった。『Metro』などが伝えている。
スコットランドのウェスト・ロージアン、ブロックスバーンにある中学校「Broxburn Academy」で今月3日、英語教師のマーティン・タンストールさん(Martyn Tunstall)が真っ赤な全身タイツを着用して生徒の前に登場した姿が撮影された。
これは昼食の時間に行われた、毎年3月の第1木曜日に開催されている“ワールドブックデー(World Book Day)”のイベントのために行われたものだという。ワールドブックデーは若い世代に読書の楽しさを伝え、本を所有し読む機会を提供することを目的としている。
マーティンさんはサプライズで生徒たちを驚かせるために「スパイダーマンの仮装をした」と主張しているが、実際に着ていたのは赤いだけのタイツで、スパイダーマンらしい目の模様やクモの巣を彷彿とさせる黒い線ですら1本も描かれていなかった。
体のラインがはっきりと出る全身タイツを着たマーティンさんの姿は、その場にいた生徒らによって撮影されたもようだ。最初は顔までタイツで覆った姿で教室内を歩いていたが、