アメリカの学校で今月17日、小学3年生の児童たちのためにあるチャレンジを行った先生が大きな話題を呼んでいる。「超ロングシュートを決めたら、みんなにホットチョコレートをプレゼントする」と約束した先生が無謀とも言えるシュートを見事に決めると、児童らは奇跡的な瞬間に大盛り上がりだった。児童たちを楽しませるための心意気に「本当に素敵な先生」など感激の声が寄せられていることを『USA TODAY』などが報じた。
米ワシントンD.C.にある小学校「Holy Trinity School」に勤めるキャサリーン・フィッツパトリックさん(Kathleen Fitzpatrick)は今月17日午後、自身が担当する小学3年生の児童たちとともにバスケットボールをしていた。
普段から休み時間に児童たちと一緒になってバスケットボールをしているというキャサリーンさんはこの日、「もし私のシュートが決まったら、月曜日の授業でホットチョコレートを飲みましょう!」と児童たちに提案した。
小学3年生の児童たちにとって、いつもと違うちょっとしたイベントは学校での楽しみの1つであり、ましてや今回はホットチョコレートが飲めるということで大興奮だった。
しかしキャサリーンさんが提案したのはコートの端に立ち、そこから反対側にあるゴールを狙うというもの。ゴールポストまでは相当な距離があり、かなり無謀な挑戦と言える。
当時の様子がカメラに収められており、難しいチャレンジにもかかわらず児童全員がキャサリーンさんに大きな期待を寄せて大はしゃぎしている様子が映っていた。キャサリーンさんはトナカイの格好をした児童の1人からボールを受け取ると、