アメリカ在住の夫妻が築120年の教会をリフォームし、豪華な住居へと変身させた。歴史的建造物の修復や再利用が大好きだという夫妻は数年前、教会が移転するとの噂を聞いて建物の購入を希望したが、当時は時期尚早で叶わなかった。だが2020年の末に教会から売却の準備が整ったと連絡があり、ついに取引が実現したという。『New York Post』『Metro』などが伝えている。
米オハイオ州プレザントヒルに暮らすマット・グレイさん(Matt Gray、38)と妻のクリステンさん(Kristen、39)は2020年12月、旧プレザントヒル神教会(Pleasant Hill Church of God)を5万ドル(約580万円)で購入した。
歴史的建造物の修復や再利用が大好きだという夫妻と5人の子供たちは、築120年のこの建物を5か月かけてリフォームし豪華な住居へと変身させたという。
教会を住居にしようと思いついたのは今から数年前のことだそうで、マットさんはこのように振り返った。
「2016年、私たち家族は隣街のトロイに住んでいました。当時の子供たちはプレザントヒルの学校に通っていました。学校に到着するまで交通量の多い道路をいくつか渡る必要があって、それが心配だったので学校の近くに引っ越したいと思っていたんです。そんな時に教会が町の南に土地を持っていて、新しい施設を建てようとしているという噂を聞いて。それでクリステンが教会を買ってそこに住もうと提案してきたのです。最初はクレイジーだと思っていたアイデアがどんどん膨らんで、2週間後には教会を購入したいと申し出ました。でも当時は時期尚早ということで交渉は成立しませんでした。」
その後、教会との取引が実現することを願いつつ、