「その週末はイヤーキャンドルを使ってみたり片足でジャンプしたり、ガムを噛んでみたり走ってみたりもしたけど、どれも効果はなかったんです」と語っている。
そして9日になるとようやく水が動くような音が止まったが、耳の閉塞感は残ったままだった。気になったゼインさんは、翌10日に耳鼻咽喉科の専門医の診察を予約して病院を訪れた。
専門医がゼインさんの耳の中を覗いてみると、「オーマイガー! あなたの耳の中には虫がいるみたいですよ」と声をあげた。そして担当医が5分ほどでその虫を取り出すと、それは小さなゴキブリであることが判明したのだ。
ゼインさんは「私が感じていたのは、耳の中でゴキブリが動く音だと分かったんです。それからすぐに温風を送って耳の中でゴキブリを温めていたことを思い出して、とても気分が悪くなりましたよ」「それが虫だと分かったら全てが繋がりましたね。ゴキブリが動いていたから、ジッとしていた時も水が動いていたんですよ…」と苦い顔で振り返っている。
また施術中の様子について「先生が耳の中のゴキブリを取り出そうと触れるたびに、鼓膜にゴキブリを押し込んでいるのを想像してしまいましたよ。先生が取り出した瞬間に“ポンッ”という音がして、安心しましたね」と明かした。
このニュースを見た人々からは「気持ち悪い…」「こんなのが耳の中にいたら気が狂っちゃう」「これは悪夢すぎる」など恐怖のコメントが続出していた。
ちなみについ先日も、飛んできた虫が耳の中に入ってしまい、その虫を生きたまま摘出したという驚きのニュースも話題を呼んでいた。
画像は『The Daily Star 2022年1月12日付「Man’s ‘blocked ear’ turns out to have massive cockroach hiding inside」(Image: Zane Wedding/ New Zealand Herald)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)