“ロケリポーター芸人”を自称するチャンカワイ(Wエンジン)が、12月27日放送のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)にゲスト出演した。ロケ現場での心がけを話したところ、パーソナリティのナイツ(塙宣之、土屋伸之)は思わずうなるほど学ぶものがあったようだ。ところがチャンは、塙から若手お笑いトリオの名前が出た瞬間「やめてください!」と語気を強めた。どうやらバラエティ番組での発言を巡るハプニングがトラウマになっているらしい。
2019年10月放送の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)に出演したチャンカワイはオンエア後、ブログを「ロケリポーター集大成」と更新。年間でロケが200本を超えると分かって驚いたことを明かしていた。それでもスタジオを中心に活躍する売れっ子は、一日フル稼働して年間400本を余裕で超える場合もあるそうだ。それに比べて全国を飛びまわってロケしても1本に変わりはなく200本超えを「派手さがない、地味な記録」だという。事情を踏まえながら「そもそも自分は主役じゃない! 主役は、取材やリポートするカメラに映るモノ!!! それを届けるのがロケリポーター」だと主張していた。
このたびは『ナイツ ザ・ラジオショー』の出演前に、朝から栃木県で済ませてきたという落とし穴に落ちるロケを「めちゃ寒かったです」と振り返ったチャンカワイ。台本の名前にレポーターの「レ」とだけ書かれていた事例とともに「冠を背負ってないので華やかさがない」と胸中を吐露した。それでもチャンカワイとロケで一緒になったことがある月曜日パートナーの平野ノラは、現場で裏側も全て回してくれる「ロケの達人」だと絶賛する。
そんなチャンカワイはワタナベエンターテインメントの先輩タレント“石ちゃん”こと石塚英彦(ホンジャマカ)を手本にしており、いろいろと教わったなかで特に「カメラマンと仲良くすること」を大切にしているそうだ。カメラマンを相方にしてディレクターを笑わせるようなスタッフあっての番組作りを心がけ「自分は3割で十分。台本が7割」と話したところ、感激した塙宣之は「素晴らしい」と声をあげた。「ディレクターにしてみれば、自分が寝ないで考えてきた台本を全部やってもらいたいはずだ」と共感したのはよかったが、