今月13日夜、一家全員が就寝中だった民家でガス漏れが発生し一酸化炭素が充満した。一酸化炭素は場合によっては死に至ることもあり、非常に危険な状態だった。しかし普段温厚な愛犬が寝ていた飼い主を激しく叩き起こしたことで早い段階で気付き、一家全員が無事に避難することができたという。『FOX4KC WDAF-TV』などが伝えている。
ガス漏れが発生した今月13日夜、米アイオワ州ポーク郡アンケニー在住のブラッド・ハーバートさん(Brad Harbert)一家はすでに就寝中だった。家が静けさに包まれていたなか、ハスキーとクーンハウンドのミックス犬である“ロキシー(Roxy)”がブラッドさんのベッドにやって来た。
「ロキシーは私のベッドにジャンプして飛び乗ったり飛び降りたりしていました。普段はとても大人しいので、ロキシーに何かがあったと思いました。」
大人しいはずのロキシーが夜に動き回り、別の部屋で眠っていたブラッドさんの息子ジャクソン君(Jackson)の部屋の前で閉まっていたドアを引っかいていたという。様子のおかしい愛犬の姿を見て目が覚めたブラッドさんは、何かの警報が鳴っていることに気付いた。
ブラッドさんは飛び起きて周囲を見渡したが煙らしいものは見えず、