庭の植木にイルミネーションを飾り付けていた70歳の女性が突然、野生のアライグマに襲われたというニュースがアメリカより届いた。アライグマは女性に噛みつき、引きはがしても執拗に襲ってきたという。アライグマにヘッドロックをかけて対抗した女性は「人生で最悪の悪夢だった」と当時を振り返っている。『WCVB』などが伝えた。
米マサチューセッツ州ランカスター在住のドンナ・サンジナリオさん(Donna Sanginario、70)は今月1日午後4時頃、自宅の庭にある植木にクリスマス用イルミネーションの飾り付けを行っていた。
その途中、不思議な音を聞いたドンナさんは音の正体を確かめるために道路を覗いてみた。すると10フィート(約3メートル)先に大きなアライグマがいたのだ。
「私が動き出す前に、アライグマは私に飛びかかってきました。人生で最悪の悪夢でしたね。私もアライグマも叫んでいましたよ。私が助けを求めて大声を出すと、アライグマは私の腕から落ちました。しかし再び背中に飛びついて攻撃を続けたのです。」
「それから地面に倒れ込み、私はアライグマの首に腕を回してヘッドロックをかけました。アライグマの首の骨が折れる音がして、ようやく鳴き声を上げるのをやめたので解放すると、立ち上がって去って行きました。」
遭遇したアライグマについて、ドンナさんは「体重45ポンド(約20キロ)ほどはあったでしょう」と明かしている。アライグマの体重は大きくても35ポンド(約16キロ)と言われており、