今回のアライグマはかなり体格のいい個体だったようだ。
そんなアライグマに襲われてしまったドンナさんは、自身のFacebookに「信じられます? 本当に死ぬかと思いました。数日は辛い日が続いていますが、週末に友達に会ったことで痛みやトラウマが和らいできました」と綴り、傷だらけの腕や穴が空き血が飛び散ったパーカーの写真を公開した。
これには多くの人が驚いており、「女性が無事でよかったけど、狂犬病が心配だ」「アライグマと戦うことになるなんて、とても信じられないよ」「あんなに可愛い見た目をしているのに怖すぎるな」などといった声が届いた。
アライグマが去った後、すぐに病院へ向かったドンナさんは「狂犬病や破傷風を予防する注射を打ち、肋骨が骨折していることも分かりました。次に庭へ出る時は、バットなど身を守るものを持って出るようにしますね」と話している。
なお警察ではドンナさんを襲ったアライグマを探しているがまだ見つかっておらず、狂犬病ウイルスを保有していたのかどうかは分かっていない。
ドンナさんはケガをしたものの、70歳にしてはガッツのある女性だということがよく分かる。高齢女性が危険に立ち向かったケースとして、過去には73歳女性が入れ歯を外し大声で不法侵入者を撃退したり、74歳の女性が侵入者をピストルで追い払ったこともあった。
画像は『FOX23 News 2021年12月8日付「Massachusetts woman hanging Christmas lights attacked by raccoon」』『WCVB 2021年12月7日付「Raccoon attacks 70-year-old Massachusetts woman as she was putting up Christmas lights」』『Donna Sanginario 2021年12月4日付Facebook「This past Wednesday around 4 pm.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)