インドのヒンドゥー教徒の結婚式では、既婚の印である「シンドゥール」と呼ばれる赤い粉を新郎が新婦につける重要な儀式がある。このたびインド北部で行われた結婚式に男が乱入、シンドゥールを新婦の額に無理やり塗り付けた。男はなんと、新婦の元カレだったという。『NDTV.com』などが伝えた。
インドの既婚女性が髪の生え際に毎日つけるという赤い粉「シンドゥール」。夫の長生きや健康を願う意味もあり、未婚女性や夫が亡くなった後につけることはない。
そんなシンドゥールを持った男が今月1日、ウッタル・プラデーシュ州ゴーラクプルで執り行われた結婚式に乱入し、警察が呼ばれる騒動となった。
当時の様子を捉えた動画では、家族や親戚が笑い声をあげながら式を見守る中、新郎新婦が向かい合って立っているのが見て取れる。
そして新郎が手に持った花輪を新婦の首にかけようと準備をしていると、スカーフを頭に巻いた男が乱入、新婦の額にいきなりシンドゥールを塗りつけた。
新婦はベールで顔を覆い抵抗するが、男は新婦の顔を片手で掴み、ズボンのポケットからシンドゥールが入った袋を取り出し塗りつけている。周囲には赤い粉が飛び散っており、近くにいた人々が男を取り押さえようとしてもみ合いになった。
実はこの男、