おもちゃのレビューで年に数十億円を稼ぎ出す米国のYouTuberライアン君は有名だが、オーストラリアの10歳女児は今年、おもちゃの会社を立ち上げ大成功を収めているという。母親が「あと5年で引退も可能」と明かす女児とは一体何者なのか? 『The Sun』などが伝えている。
豪シドニー在住のピクシー・カーティスちゃん(Pixie Curtis、10)がおもちゃ会社「ピクシーズ・フィジッツ(Pixie’s Fidgets)」を立ち上げたのは、今年5月のことだった。
まだ小学生とあって会社の運営は母ロキシー・ヤチェンコさん(Roxy Jacenko、41)のサポートを受けているが、ピクシーちゃんの遊び心をふんだんに取り入れたカラフルなおもちゃは大人気。販売初日から48時間でおもちゃは完売し、会社の最初の月の総売上高は約1600万円(20万豪ドル)に達した。
それだけではない。ピクシーちゃんは母親が2011年に立ち上げたヘアアクセサリー会社「ピクシーズ・ボウズ(Pixie’s Bows、以下PB)」にも関わっており、自身の名が付いた2つの会社の今後10年間の売上は約16億7000万円(2100万豪ドル)と推測されている。PBが手掛けるのはリボン型のヘアアクセサリーやヘッドバンド、クリップなどでピクシーちゃんお墨付きのカラフルでキュートなデザインが特徴だ。
ロキシーさんは「私が会社を始めたきっかけは、娘が望めば15歳で引退できるようにとの思いからでした。でも起業家としての野心に燃える娘がそんなに早く引退することはないでしょうね」と語ると、