
生後5週間で初めて補聴器をつけた赤ちゃんが、母親の声を初めて聞いた。当時の様子を収めた動画は、女児が1歳の誕生日を迎えたことをきっかけにSNS投稿され、大きな反響を呼んでいる。『Fox News』『Good Morning America』などが伝えた。
クリスティーナ・パカラさん(Christina Pacala)が長女ライリーちゃん(Riley)の聴覚に障がいがあることを知ったのは、生後24時間に行われた聴覚スクリーニング検査だった。
昨年10月に誕生したライリーちゃんはその後詳しい検査を重ね、生後5週半で初めて補聴器をつけてママの声を聞いた。
動画では膝の上に抱かれたライリーちゃんが、クリスティーナさんをじっと見つめているところから始まる。クリスティーナさんは優しいトーンで話しかけており、音を拾ったライリーちゃんは笑顔をみせた。しかしすぐに顔をしかめて泣きだしそうになり、クリスティーナさんは「わかるわ。ちょっと変な気持ちよね…。でも大丈夫よ」と話しかけている。
ライリーちゃんの目はママに釘づけだが、その表情はコロコロ変わり、泣きそうになったり笑ってみたりと様々な感情が交錯しているようである。そして最後は、クリスティーナさんが「アイ・ラブ・ユー」と繰り返し、動画はライリーちゃんの笑顔で終わっている。
健聴者であるクリスティーナさんは当時、