重度の聴覚障がいを持つ赤ちゃんが生まれて初めてしっかりと両親の声を聞き、優しく温かい声に耳を傾けた。この瞬間は動画に収められ、多くの人に涙と感動を届けている。『Good News Movement』などが伝えた。
米ユタ州在住のリーヴァイさん(Levi)とローラ・リンジーさん(Laura Lindsay)夫妻に8月10日、次女ジジ・ピーチちゃん(Gigi Peach)が約3400グラムで誕生した。
2人目の女の子とあって子育てには自信があった夫妻だが、その後の検査でジジちゃんは左耳が全く機能しておらず、右耳も重度の難聴であることが分かり、補聴器ではなく人工内耳を埋め込むことを決意した。
そんな夫妻は今月9日、ジジちゃんが手術後初めて両親の声を聞いた瞬間を撮影、動画をInstagramに投稿したところ大きな反響があった。
動画では、ローラさんと思われる女性の膝の上で、ジジちゃんが仰向けになったまま手足を動かして泣いているのが見て取れる。ジジちゃんは両耳にサウンドプロセッサ(体外装置)を装着しており、「ハロー」というローラさんの優しい声を聞くと動きを止め、目を丸くして驚いたような表情を見せた。
さらにローラさんが話しかけると今度は満面の笑みを浮かべ、声がする方向をじっと見ている。そばにいるであろうリーヴァイさんの「気に入ったかい?」「やあ!」といった嬉しそうな声も録音されており、