10代の頃からファッション誌『ViVi』などの専属モデルを務め、女優デビューは村上春樹原作の映画『ノルウェイの森』(2010年)のメインキャストに大抜擢―とこれまで順風満帆に活動してきたかのように見える水原希子(30)。その水原が14日に開催された「LUX ブランドリニューアル発表会」に登場し、非常に悩んでいた過去を語った。またいつもアクティブなイメージの水原が、気持ちがダウンしたときの対処法を明かした。
新生LUXのブランドアンバサダーに就任した水原希子は、勇気をもって一歩を踏み出す女性の象徴として新TVCM「私をすすめるのは、私。」篇に出演する。
CMに絡めて「これまでに踏み出すことに不安だったり、勇気が必要だったこと」を聞かれた水原は、過去にモデルと女優とどちらかを選ぶか、非常に悩んだエピソードを披露した。「ずっと写真芸術が好きでモデルの仕事を始めて10代のときはパリに行ったり、ファッションの分野で活躍する自分を想像していた」という水原。そのうちに映画や芸能の仕事に携わるように。当時は「モデルの仕事もやりつつ芸能の仕事もやっている人があまりいなかった」という水原は、「女優をやると決めたらファッションの仕事を諦めなければいけないのか」と大変悩んだそうだ。「写真芸術は本当に自分がやりながら喜びを感じるもの、役者はどちらかというとチャレンジするもの」と捉えていた水原は、あるフォトグラファーに相談したところ「希子ちゃんは芸術半分、芸能半分でやればいいんだよ」とさらっと言われたという。「それができる人はあまりいないから、自分の好きなこととチャレンジすることを両方続けてやっていいんだよ」と言われ、「いいんだ!」と目から鱗が落ちたようで、「自分の将来がはっきり見えた瞬間でしたので嬉しかったです」と振り返った。10代後半か20代前半の頃だったという。
それからモデルも役者もどちらも頑張ってきたという水原だが、