子犬にするのと同じようにランブリンの体を舐め始めたという。そしてブリタニーさんはランブリンの口にルビーの乳首を当てるとしっかり母乳を飲み、ルビーもランブリンを拒否することなく受け入れたのだ。
「ルビーはすぐにランブリンに懐いて、全く気にする素振りを見せませんでした」と当時を振り返るブリタニーさんは、栄養を補うためにルビーの母乳だけでなく、子猫用のミルクを購入してランブリンに与えているという。
ルビーの母乳とブリタニーさんからのミルクで、4.37オンス(約124グラム)だったランブリンの体重は1週間ほどで7.27オンス(約206グラム)にまで増えた。
「ルビーはランブリンを口にくわえて家中を歩き回っていますよ。子犬たちはシャイなランブリンよりも大きく元気いっぱいなので、よく囲いの中からランブリンを出してソファーの上に寝かせています。」
「ランブリンを必ず前脚の近くに置いて、どこにいるのか把握できるようにしています。ルビーは子犬よりもランブリンを世話していますね。」
ブリタニーさんはそのようにルビーの様子を明かしており、ルビーは体の小さなランブリンを我が子以上に気にかけているようだ。
そんなルビーだが、繊細な優しさを見せるのには理由があった。ルビーは生後8週の時にブリタニーさんのもとに来てから、子ウサギやモルモット、ニワトリ、アヒルたちと多くの時間を過ごし、母親のように小動物たちの体を舐めてキレイにしていたという。
ブリタニーさんは「ルビーは本当にフレンドリーで、とても思いやりのある子です」と表現しており、その優しい性格を子犬たちも引き継いでいる。ランブリンとは実のきょうだいのように接しているそうで、夜は一緒に眠ったりと仲良く過ごしているそうだ。
ルビーとランブリンの心温まるストーリーが多くのメディアに取り上げられると、「種を超えた動物の愛は本当に美しい」「素敵な話だ。動物は人間に色々なことを教えてくれるね」「犬は人間よりも思いやりの心を持っているよ」など感動の声が多数寄せられている。
なおルビーが産んだ子犬たちは全て譲渡先が決まり、生後10週になってから新しい家族と暮らすそうだ。またランブリンはルビーからの授乳が終わり次第、一緒にランブリンを発見したニコルさんが飼うことになっている。
ニコルさんはブリタニーさんの家の近くに住んでいるため、「ルビーを連れていつでも会いに行けるんです」とブリタニーさんは笑顔で明かした。
画像は『Brittany Callan 2021年8月27日付Facebook「Seriously cannot get over how well ruby」、2021年9月3日付Facebook「#ramblingrose is purring」、2021年8月30日付Facebook「#ramblingrose is nursing ALL on her own.」、2021年9月12日付Facebook「#dobermanadoptsakitten」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)