100年は経過していると思われる古いお墓のコンクリートの割れ目から、人間のものと思われる黒い髪が飛び出しているのを先月末、30代の男性が発見した。お墓の様子を捉えた動画はTikTokに投稿され、約1か月で再生回数が150万回を超え注目されている。いったい何が起きたのか? 『New York Post』『LADbible』などが伝えた。
米カリフォルニア州在住のジョエル・モリソンさん(Joel Morrison、37)は8月末、同州サクラメントのセント・ジョゼフ・カトリック墓地(Saint Joseph’s Catholic Cemetery)を訪れ、身の毛がよだつような発見をした。
見つけたのはコンクリート打ちされたお墓の割れ目から飛び出した髪の毛で、ジョエルさんは「最初見た時はショックだったよ。目に映っているものが本物かどうか確信が持てなくてね。でも近くで観察してみたら、やはり人の髪の毛だったんだ」と当時を振り返り、このように続けた。
「それで遺族のことを考え始めたら、気の毒になってきてね。荒れ果てたままにされているのは、墓の維持管理がしっかりできていないからかもと心配になったね。」
「実際のところ、別のお墓もリスやその他の動物に荒らされていたし、生い茂った木で墓石やお墓の一部が破損していたんだ。」
この時の動画はその後、女きょうだいがTikTokに投稿。これが大きな反響を呼び、ジョエルさんは約2週間後に再び現場に戻ってカメラを回した。
ジョエルさんは「2度目に訪れてみると、髪の毛がコンクリートの奥に押し込まれていたんだ。もしかしたら、墓の管理人が気付いたのかもしれないね」と語り、