
ABACは同製品のデザインが「未成年者に強く、または明らかなアピールを行ってはならない」という同州のマーケティング規約に違反していると判断された。
またビクトリア州の賭博・酒類規制委員会「The Victorian Commission for Gambling and Liquor Regulation」による調査でも、「酒類の広告・宣伝は未成年者の飲酒を助長してはならない」というガイドラインに違反しているという結論だった。
これにより今年6月、同製品の広告・宣伝を禁止する通知を行われ、7月10日までにパッケージの使用を取りやめるよう同社は指示を受けた。この指示に従わない場合は、2万オーストラリアドル(約160万円)以上の罰金が科されるという。
このニュースを見た人からは「幼い子どもには違いが分からないよ」「この会社は間違ったデザインを選択してしまったみたいだ」と同社を非難する声や、「子どもの手の届く場所に保管していた親が悪い」「広告より親の責任でしょ」と親側を批判するコメントなど様々な意見が寄せられている。
画像は『LADbible 2021年8月12日付「Small Aussie Brewery Banned From Advertising After Toddler Drank Beer Thinking It Was Milo」』『Inside FMCG 2021年8月13日付「Howler’s Milo stout ban opens questions around product packaging」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)