生後間もない孤児のリスを、野生の母リスが受け入れる瞬間を捉えた動画が注目されている。リスは保護されていたが上手く育たず、ある女性がダメ元で野生のリスに託したのだった。『New York Post』などが伝えている。
米アイダホ州在住の女性は今月中旬、生後間もないオスの赤ちゃんリスを保護した。赤ちゃんは孤児で母乳が飲めず、女性が世話を始めたが上手くいかない。そこで女性は子育て中のリスが棲む大きな木に足を運び、赤ちゃんを受け入れてくれるかどうか試してみることにした。この時の様子は動画に収められ、女性とリスの温かいやりとりが映し出された。
動画では、女性の手の平にピーカンやクルミと一緒に弱々しいリスの赤ちゃんが載っているのが見て取れる。赤ちゃんは体長4センチもないだろう。目は閉じ、体はピンク色で毛も生えていない。
女性は「この赤ちゃんがきて2、3日経つけど、しっかりと成長していないの。この子にとって一番いいのは他のリスに面倒を見てもらうことよ」と状況を説明、カメラが住宅街に立つ立派な木を映し出すとこう続けた。
「この木に母リスがいるのよ。私が定期的に餌をあげているの。リスには小さな赤ちゃんがいるのよ。おっぱいが大きいから分かるの。」
「これから母リスにここまで降りてきてもらって、この子を受け入れてくれるか試してみることにするわ。」
女性はその後、口で「チュチュチュチュチュ」と音を出して母リスを呼び、