5日放送のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)のゲストとして、ピン芸人のコウメ太夫が出演した。ラジオにもかかわらず白塗り、着物姿でスタジオ入りしたが、夏バージョンで買ったばかりの浴衣姿だった。パーソナリティのナイツと同じ漫才協会に所属し、浅草東洋館の舞台に立つコウメ太夫を「お笑い界の長い歴史の中で、突然現れたモンスター」だと塙宣之は評する。父親は芸能プロデューサー、母親は元女優という家庭で育った彼は児童劇団に所属していた時期もあり、「将来は芸能に携わる仕事がしたい」と思い続けていたという。
小学生時代はやんちゃでお喋り、授業中もうるさいので教壇の横に座らせられていたというコウメ太夫。だが中学生になると突然不登校になり、公立に通っていたが私立に編入させられたそうだ。「不良だったの?」と塙宣之が尋ねると、そうではないらしい。いじめを受けた記憶もないが学校には行かず、ただひたすら家でテレビを見ていたという。高校には進学したが、お昼に弁当を食べてすぐ帰宅するなどいつ不登校になっても不思議ではない状態だった。しかし「やればできるんだから」と熱心に自分を気にかけてくれた教師のおかげで勉強に身が入るようになり、大学への進学を志すようになったそうだ。
その頃マイケル・ジャクソンに夢中だったコウメ太夫は、日本で「歌って踊る=ジャニーズ」だと考えて17歳の時にジャニーズ事務所へ履歴書を送り返事を待った。しかし半年経っても音沙汰がなく、