名作アニメ『アルプスの少女ハイジ』のオープニングに登場する大型ブランコのようなアトラクションが、世界各地で観光客を楽しませている。そんななか、ロシアで崖の上に設置された大型ブランコを楽しんでいた観光客が座席を支える鎖が切れて落下するという事故が起きてしまった。『The Sun』『The Daily Star』などが伝えている。
ロシア連邦を構成する共和国の一つ、ダゲスタン共和国のスラク・キャニオンでは、切り立った崖の上に設置された大型ブランコが観光客に人気となっている。ブランコはおよそ6300フィート(約1920メートル)もの深さの峡谷に向かってスイングする迫力満点のアトラクションである。
ところが6月に、このブランコによって2人の女性が怪我をする事故が発生した。当時の様子を捉えた動画が今月12日にロシア発のメッセージアプリ「Telegram(テレグラム)」に投稿されると、瞬く間に拡散されて注目が集まった。
『The Sun』によると、ブランコに乗っていた2人の女性は安全ベルトをしていなかったそうだ。動画では崖に向かって勢いよくブランコを漕ぐ2人の姿があるのだが、数回ほど漕いだ後に「ガチッ」という音がして座席を支えていた鎖が切れ、2人は崖下に向かって落下してしまった。
周囲に悲鳴があがり騒然となったが、