仕事に応募するため履歴書を送った女性のもとに、会社側から返信メールが届いた。面接をしてもらえるかどうか、緊張の最中に開いたメールには「そんなに可愛くない」という一文が含まれていた。メールは社内の人に宛てて書いたものを誤送信したもので、会社は公に謝罪したがネット上では怒りの声が相次いでいる。『FOX 2 Detroit』などが伝えた。
大学を卒業し就職活動を行っていたグレイシー・ローリンチさん(Gracie Lorincz、21)は、米ミシガン州に拠点を置くアパレル会社「Ava Lane Boutique」での仕事に興味を持ち、履歴書を送った。
同社は“自信がもたらす美しさ”をモットーに掲げているが、採用を担当していた店舗運営副担当者であるチャック・ドグレンデルさん(Chuck DeGrendel)は、このモットーに反する内容のメールをグレイシーさんに送ってしまった。
メールには「この子は大学を卒業したばかりで、しかもそんなに可愛くない。販売モデルとしてのポジションに応募しているが、本当に面接してもいいのかい?」と書かれていた。
応募に対する返信としては内容が嚙み合わないと感じるこのメール、実はチャックさんの妻で店のオーナーであるローラ・ランゲン・ドグレンデルさん(Laura Langen DeGrendel)に宛てて書いたものだった。チャックさんは妻に送るメールのCC欄にグレイシーさんのメールアドレスが入っていることに気付かず、そのまま送信してしまったのだ。
衝撃の内容を目にしてしまったグレイシーさんは、自身のTikTokで受け取ったメールの内容を公開しており、ショックを受けた様子で「そんなに可愛くない…、そんなに可愛くないか…」と話す姿が映っていた。
グレイシーさんの母親であるヘザー・ローリンチさん(Heather Lorincz)は、米メディア『FOX 2 Detroit』のインタビューに応じ「娘はこのメールの内容に、とても恥ずかしい思いをしました。本当に気分が悪いです」と憤り、