パンデミックの影響で失業した父親を手伝うために、娘はSNSで父の魅力を発信して仕事を募集した。コストコで働きたいと願っていた父親を代弁して投稿すると、なんとコストコCEOの目に留まり、採用に至ったという。父親はSNSの力に驚いているというが、多くのユーザーもこの結果に衝撃を受けたようだ。『TODAY』などが伝えている。
米ミシガン州在住のジェフさん(Jeff)はパンデミックの影響で失業してしまい、新しい仕事を探していた。
そんな父親の姿を見た娘のレベッカ・ミックスさんは、父の仕事探しを手伝おうと考えた。そして先月7日、自身のTwitterアカウントでこのように綴った。
「父はパンデミックの影響で解雇されましたが、今はワクチンを打ったので仕事をしたくてウズウズしています。私は父に履歴書を書くのを手伝うと伝え、どこで働きたいかを聞いてみました。すると父は真剣な表情で『コストコで働きたい』って言ったんです。思わず笑っちゃいましたよ。」
「父は『一日中座っているだけの仕事は嫌だ』と言っており、他にもUPSやFedEx(どちらも大手運送会社)でも働きたいそうです。もしデトロイト首都圏に住んでいて、これらの会社の採用関係の方がいましたら連絡をください。父はとても素敵な人で、嫌々ながらもちゃんと仕事をするので大きな助けになると思います(笑)。」
そのように冗談を交えながら父の人柄を紹介したレベッカさんは、続けて以下のようにツイートした。
「父は私が生まれた時から同じメールアドレスを使っているのです。仕事用のメールアドレスではないので、とても履歴書には書けません。それで新しいメールアドレスを作るのに、からかうつもりで『pleasehiremydad (私の父を雇ってください)@gmail』と提案したら、『いいね! 注目の的になれるよ』と父は喜んでいて、ちょっと呆れてしまいました。」
最近の就活事情をよく知らない様子のジェフさんは楽天家のようで、