10年前にイギリスで当時19歳の娘を亡くした母親が、「娘の死因は大量のガムを噛んでいたことだ」と地元メディア『WalesOnline』に語った。娘が死亡した当時、医師から「毒性のものを摂取した可能性がある」と言われたそうで、検視で胃の中にガムの塊があることが分かった。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。
英ウェールズ、カーマーゼンシャーのラネリーに住むマリア・モーガンさん(Maria Morgan)は、2011年6月に当時19歳だった最愛の娘サマンサ・ジェンキンスさん(Samantha Jenkins)を亡くしている。サマンサさんは同年の6月3日の蒸し暑い日に炭酸飲料を飲んだ後、胃の不調を訴えて数日後に病院で急死した。
サマンサさんは当時、自宅のリビングルームでマリアさんに「気分が悪い」と訴え、飲んでいた炭酸飲料のボトルを床に落として拾うこともできなかったそうだ。娘が脱水症状を起こしていると思ったマリアさんは、水を飲んで横になるよう勧めた。
サマンサさんはリビングルームで横になるために2階のベッドルームへ毛布を取りに行ったが、1階にいたマリアさんの耳に「ドスン」と大きな音が聞こえた。驚いたマリアさんがもう1人の娘ソフィーさん(Sophie)と一緒に2階に駆け上がると、そこには痙攣を起こして倒れているサマンサさんの姿があった。
すぐに救急車を呼び、サマンサさんはプリンス・フィリップ病院に救急搬送された。診断によりサマンサさんの体内血液中のナトリウム濃度が著しく低下していることが判明し、これを早急に正常値に戻す必要があった。しかし病院に搬送されてから3日後、