父の日に22歳の娘は離れて住む父親にメッセージカードを用意して実家に送った。娘からメッセージを受け取り幸せな気持ちに包まれるはずの父親だったが、会社側のミスで他人のカードが届くというトラブルが起きた。このトラブルが不幸を呼び、赤ちゃんの写真が載ったそのカードを同居する女性が見たことでパートナーと浮気相手の間にできた子どもの写真と勘違いし、怒りに任せてパートナーのパソコンや携帯を叩き壊してしまったのだ。誤解は解けたものの犠牲になったパソコンなどが元に戻ることはなく、現在は会社側に責任を追及している。『Metro』などが伝えた。
英ロンドン南東部ベクスリーヒース在住の6児の父親であるダレン・ウィルソンさん(Darren Wilson、52)は、娘のダーシーさん(Darcy、22)から父の日のメッセージカードが届くことを知って心待ちにしていた。
ダーシーさんは記念日のカードやギフトを作成する会社「ファンキー・ピジョン(Funky Pigeon)」が提供するサービスを利用し、好きなカードデザインに宛先やメッセージ、写真などを入力して特製のカードを作り上げた。
父ダレンさんとの思い出の写真を選び、感謝のメッセージを添えたはずだったが、ダレンさん宅に届いたカードには「初めての父の日おめでとう! サマー=ラエより」と別人からのメッセージがあり、そこには可愛らしい赤ちゃんの写真が大きく印刷されていた。
さらにパンフレット状になっていたカードを開くと、中には生まれたばかりのサマー=ラエちゃんと思われる写真があり「私のパパになって初めての父の日おめでとう! パパを見た瞬間に、最高の父親がいると確信したよ。今日が最高の日になりますように! パパとハグをすると、愛されていると感じて本当に大好きだよ。私からもハグとキスを送ります」と赤ちゃんからのメッセージであるかのように綴られていた。
実はこのカード、全く別の人物に届くはずだったもので、