メキシコ西部バハカリフォルニアスル州にあるサンイグナシオ湖は、世界有数のコククジラの繁殖地として知られる。昨年3月、コククジラが水面から垂直に体を持ちあげ、ホエールウォッチングのボートのすぐ隣に顔を出した。この写真は、今月になって『LADbible』『Mirror』などが伝えて話題となっている。
プロの写真家でディレクターであるエリック・ジェイ・スミスさん(Eric J Smith、49)が、メキシコ西部サンイグナシオ湖で昨年3月に捉えた写真が注目されている。
エリックさんは2017年に初めてサンイグナシオ湖を訪れて以来、コククジラの魅力に取りつかれ、その日も朝からツアーに参加していた。
コクジラは体長11~15メートルで、体重は30トンくらいになり、寿命は約70歳と長生きだ。また体表にはフジツボ類などの寄生生物が付着していることが多く、まるで岩のように見える。
エリックさんはその日、パンガと呼ばれる小さなボートに乗ってホエールウォッチングに出かけており、コククジラが水面から体を持ち上げた瞬間の写真を捉えた。
エリックさんは当時のことを、