その存在を忘れたまま洗濯機で洗ってしまったというのだ。もちろんチケットはラミネート加工をされているはずもなくただの紙なので、ボロボロの状態でポケットから発見されたという。
同店でマネージャーを務めるフランクさん(Frank)は「スタッフはみんな彼女の顔を知っていますよ。最近うちの店に来て『チケットを洗濯してしまった』と打ち明けたんです」と女性から事実を聞いたことを話している。
店内に設置していた監視カメラが、女性が宝くじを購入する姿を捉えていたため、フランクさんは運営会社に監視カメラの映像を提出したという。しかし運営会社は「当選チケットを失くした場合には、チケットの表面と裏面の両方の写真やコピーなどの証拠が必要になる」と明かしており、監視カメラの映像だけではチケットの所有者であることが証明できないそうだ。
女性がこのまま証明できなければ、当選金のうち1970万ドル(約21億円)が同地域の公立学校へ寄付されるという。
ちなみに購入店には当選者からコメントをもらおうとマスコミが押しかけたので、フランクさんが女性に「インタビューを受けてきたら?」と勧めたが、彼女はこれを断ったそうである。
画像は『Mirror 2021年5月17日付「Woman loses £18million lottery jackpot after accidentally washing her ticket」(stock photo)』『KTLA 2021年5月13日付「$26 million SuperLotto Plus ticket was destroyed in the laundry, Norwalk store manager says」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)