海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】サファリツアーで睡眠中、コブラに顔を噛まれた4歳「起きていたら失明していた」(南ア)

オランダで行われた治療について次のように語った。

「我々はまず、男児の皮下に溜まった膿瘍を抜き取るために右頬を2度切開しました。しかし頬の腫れは引いたものの皮膚が硬くなり、感覚が鈍くなったようです。」

皮膚を切開後も患部の麻痺が続いた男児(画像は『TimesLIVE 2021年5月22日付「Eina! Four-year-old recovers after cobra bites his face during SA holiday」(Image: JPRAS Open)』のスクリーンショット)

「最も効果的だったのはマイム・セラピー(mime therapy)で、顔の筋肉をほぐすためのマッサージや呼吸の仕方の指導、筋肉収縮運動などにフォーカスしてリハビリを行いました。これにより男児は、約7か月で右目の開閉ができるようになり、21か月後には顔が左右対称に戻りました。」

なお世界保健機関(WHO)の今年5月の報告によると、推定で毎年540万人がヘビに噛まれる被害に遭っているそうだ。そのうちの約8万1千人~13万8千人が命を落とし、身体の一部の切断や長期にわたる健康被害に苦しむ人は亡くなる人の約3倍の数に上るという。

ちなみに昨年11月には、猛毒のヘビに噛まれたオーストラリアの9歳少女が、テレビ番組で学んだ素早い応急処置と冷静な対応で命を救われたことが報じられた

画像は『TimesLIVE 2021年5月22日付「Eina! Four-year-old recovers after cobra bites his face during SA holiday」(Image: JPRAS Open)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

治療開始から7か月後、右目の開閉が可能に(画像は『TimesLIVE 2021年5月22日付「Eina! Four-year-old recovers after cobra bites his face during SA holiday」(Image: JPRAS Open)』のスクリーンショット)

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