海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】車上暮らしの77歳元教師、かつての教え子から多額の寄付を受ける(米)<動画あり>

このほどアメリカから窮地に陥った恩師にかつての教え子が手を差し伸べるという心温まる話題が届いた。大好きだった先生が車上生活をしていることを知った男性は、恩師の誕生日に大きなプレゼントを贈った。『FOX 11 Los Angeles』『LADbible』などが伝えている。

米カリフォルニア州フォンタナ在住のスティーブン・ナヴァさん(Steven Nava、21)は3月初旬、町で恩師であるホセ・ヴィラロエルさん(Jose Villarruel、77)に偶然出会った。ホセさんはスティーブンさんが通っていた学校でかつて臨時教師として働いており、生徒からの人気も高かった。

スティーブンさんもホセさんを慕っていた生徒のひとりだったが、久々に会ったホセさんを見て動揺してしまった。ホセさんはパンデミックにより臨時教師を辞め、一人で車上暮らしをしていたのだ。ホセさんは昨年5月、学校の授業のオンライン化が進んだことにより、自分の役目が終わったと判断して辞表を提出したそうだ。

その後は年金受け取りの手続きをしたものの、借金を抱えていたことに加えてメキシコに住む家族を養うには十分な収入にはならなかったため、アパートを借りるのを諦めて車上生活を送ることにしたという。

生活が様変わりしてしまった恩師の姿にスティーブンさんはショックを受け、ホセさんに手持ちの300ドル(3万2700円)を渡して生活の足しにしてもらった。スティーブンさんは当時のことをこのように振り返っている。

「僕はほぼ毎日先生に会いに行きました。彼がどんな状況にあるか話す必要があると感じたのです。パンデミックがどのようにして彼から教師の仕事を奪ったのか、心が打ちのめされた感じで腹が立ってきました。」

「これはパンデミックによる犠牲の一つにすぎませんが、もし皆さんの恩師である人が同じ状況になっているのを目にしたなら本当に悲しく感じると思います。そして誰かを助けるために何かをしなければと思わずにいられないことでしょう。」

スティーブンさんはそれから毎日のようにホセさんに会って会話を交わし、

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