緑、ピンク、黄色、オレンジなど全身パステルカラーのハトを見たことがあるだろうか。その鮮やかさから「染められたのでは?」と疑う人もいるだろうが、実は自然界に存在する生き物だ。「飛ぶネズミ」とも言われるほど害鳥扱いされるハトだが、あまりにカラフルな姿には多くの人が驚いているようだ。『The Rakyat Post』などが伝えた。
米ロサンゼルス出身で作家のシェルビー・ローマンさん(Shelby Lorman)が今月9日、自身のTwitterに「これほど美しいハトを見たことがある?」と記して1枚の写真を投稿した。
そこには1羽のハトが写っているが、その体毛が変わっていた。頭部は通常のハトに近い青みがかった灰色だが、首は紫、胸には鮮やかなオレンジ、お腹は黄色、翼の部分は緑、そして足はショッキングピンクと何色も持っていたのだ。
どの色もパステルカラーのようにキレイな発色で、人工的に染められたかのようだ。しかしこのハトは正真正銘、自然界に存在するという。
実はこのハトの写真、チョン・リップ・マンさん(Chong Lip Mun)がシンガポールのビシャンにて撮影したもので、2012年に写真共有サイト「Flickr」に投稿されていたものだった。
東南アジア原産のこのハトは、日本では“コアオバト(小青鳩)”と呼ばれている種で、