早朝にたびたびキッチンから聞こえてくる不審な物音。その家に住む夫婦が原因を突き止めるため監視カメラを設置したところ、そこには猫用ドアを通り抜けて侵入した野生のアナグマが映っていた。キャットフードをむさぼるアナグマの姿に驚きつつも、夫婦は動画を撮影し思わぬ珍入者との遭遇を楽しんだという。『Mirror』などが伝えた。
英イーストサセックス州ソルトディーン在住のゾーイ・ヘンダーソンさん(Zoe Henderson)と夫のブルース・ヘンダーソンさん(Bruce Henderson)は、早朝にキッチンで物音がする不思議な現象に悩まされていた。
物音がしてすぐに駆けつけると黒い影が素早く猫用ドアを通り抜けて逃げてしまうため、何がキッチンを荒らしているのか分からなかったという。
安眠を邪魔する不届き者の正体を暴くため、ゾーイさんたちは監視カメラを設置することにした。正体不明の生き物に“バーティー(Bertie)”と名前を付けたゾーイさんらは、カメラを設置した日もバーティーの侵入により目を覚ましたそうだが、その日はいつもと違ったという。
「朝の4時頃でしたね。ベッドの横で何かが押されている感じがして、最初は飼い猫がベッドに登ろうとしているのかと思っていたんです。寝返りをうってみると、目の前にアナグマの鼻が現れたんですよ。アナグマは後ろ足で立って、前脚をベッドの横の部分にかけていました。」
「そしてハッとして起き上がると、アナグマは猫用のドアを通って出ていきました。おかしな出来事ですが、私は動物が好きなので怖いとは思いませんでしたね。」
そう話すゾーイさんの言う通り、